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TERA WORK SCHOOL

TERA WORK SCHOOLとは
お坊さんが自分と向き合い、
お寺のあり方とも向き合う場

お坊さん自身が「どう生きたいのか」と向き合いながら、お寺と向き合う。
そんな伴走型のオンラインキャリアスクールです。自身と向き合いながら、お寺のあり方や役割、何ができるのかを考え、独自(独寺)の方向性を見つけていきます。

お寺の今後や経営に課題を抱えるお寺関係者は少なくありません。
ですが「これをすれば正解」というものはなく、お寺が何ができるのか、どういう役目を担うのか。仏教の本質を抽出しながら、各お寺の背景や文脈、加えて地域特性なども鑑みて、独寺のあり方を追求していく必要があります。

これからを見据え事業を起こす方もいれば、まちづくりに関わる方、檀家の方々との向き合い方を見つめ直す方など、お坊さんのあり方も多様で正解はありません。

答えがない挑戦をしていく上で、動き続けるのはとても大変です。また多様な事例も日々生まれ、簡単に情報にアクセスできる一方で、単なる事例の踏襲には限界があります。だからこそ、私たちはまず「自分自身」がどうありたいのかを知り、主体的にお寺と向き合うことが重要だと感じています。

そこでここでは、多様な方の話を聞き、参加者同士が関わり合い
お寺(WE)
地域や社会(SOCIAL)
を考える上で、改めて
私(I)
と向き合う時間を作る。
お寺、地域を支えていくお寺関係者の方々が、まずは“個”に戻れる時間を大事にしながら、自身に対してリーダーシップを発揮し、お寺や地域、そしてお寺のこれからと向き合うプログラムを実施していきます。

TERA WORK SCHOOLは、宗派横断的に同じ課題感、同じ目線を共有できる仲間づくりの場としても機能します。挑戦ばかりでは、疲れたり、時には抱えているものを投げ出したくなります。そんな時、TERA WORKが個々が挑戦していくための「拠り所」となるといいなと思っています。時には励まし合ったり認め合いながら、時には仲間(他者)を通じて自分とも向き合いながら、各自(各寺)が動いていける。そんな場を一緒に作っていきましょう。
(※”個”と向き合うというのは、個”に固執する、執着しようということではありませんのでご理解ください)

TERA WORK SCHOOLの目的

1.スクール参加を通して“自分のあり方”と“お寺のあり方”と向き合う機会を作る
2.継続して自分とお寺と向き合い続けるために、思いをともにする仲間を作る
3.お寺と地域の関係性、お寺と社会の関係性の再構築を、各地域から取り組む

TERA WORK SCHOOLの特徴

1.“自分のあり方”と“お寺のあり方”を同軸で考える
2.インプットに終わらずアウトプットにも重きを置く
3.(お寺関係者に限らない)多様な講師陣
4.同じ目線でお寺のこれからを考える仲間づくりの場

TERA WORK SCHOOLスケジュール、日程

《3期スケジュール》
調整中

お坊さんのためのキャリアスクール/出発編3期

自分と向き合い、自分のあり方を考える

第1回:日程未定

自分と向き合う講座①
「個としての自分に戻る。僧侶であるまえに、誰であるのか」

講師:エリクセン恵(セルフサステナビリティ・ファシリテーター)
ファシリテーター:水野綾子、田中勲

第2回:日程未定

自分と向き合う講座②
「大切にしたいことを見出す。何が自分を動かしてるのか」

講師:エリクセン恵(セルフサステナビリティ・ファシリテーター)
ファシリテーター:水野綾子、田中勲

第3回:日程未定

お坊さんのキャリアとは。
「社会において僧侶はどんな役割を担えるのか。住職は10の仕事ができて住職になる」

講師:井上広法(浄土宗光琳寺住職)
ファシリテーター:水野綾子、田中勲

第4回:日程未定

自分起点ではじめる。
「これからの人生、お寺にどう活かすのか。自分自身のプロジェクト設計」

ファシリテーター:水野綾子、田中勲

その他:メンタリング

メンターに自身のこと、お寺のことを1on1で相談できます

メンター:稲本雅子、エリクセン恵

※最少開催人数は3名です。
※全てオンライン上(Zoom)での講座となります。
※期間中に参加者と事務局(水野、田中)との個別面談を実施します。また参加者同士の交流会も開催予定です。
※期間中に1時間のコーチングも希望者に対して行います。

《4期スケジュール》
2025年以降/全4回予定

お坊さんのためのキャリアスクール/出発編

前期で自分と向き合う時間を作った上で、お寺と向き合うより実践型のスクール(挑戦編)も予定しています。
受講者により良い内容を検討するにあたり、内容は前期も踏まえ調整します。
詳細はcoming soon…

参加条件

・僧侶やそのご家族(配偶者やご兄弟など)、後継者(僧籍未取得でも可)など、仏教寺院のこれからを担う方。
・自坊のこれからや、僧侶としての自身のあり方を前向きに考えていきたい方。
・本スクールはZoomによるオンライン講座となりますので、パソコンやスマートフォンなどでZoomの接続ができる方(パソコン推奨)。
・スクール中は運営メンバーや他の参加者方とコミュニケーションが取れるようslackでやりとりをします。そちらの接続ができる方(接続の仕方など分からない方はご説明致します)。

参加費

6万円(税込)※値下げ条件は以下に記載があります

※全4回の講座+期間中の伴走、メンタリング、1on1等の費用を含みます。
※TERA WORK加盟寺の方の参加費は30,000円(税込)です。
※10代、20代の参加費は30,000円(税込)です。
※過去にSCHOOLの体験会や説明会にご参加いただいた方の参加費は50,000円(税込)です(動画による受講も含む)。
※スクール開講前に指定の口座にお振り込みをお願い致します。分割のご相談も受け付けますのでご希望の方は申し込み時にご連絡ください。
※参加できない回がある場合でも、ご返金はできかねますのでご了承ください(どうしてもご参加できない回の講座は記録用の動画をお渡し致します)。

定員

8名

(応募多数の場合は選考させていただく場合がございます。ご了承の程よろしくお願い致します)

お申し込み

3期参加希望者は申し込みフォームからご連絡ください

TERA WORK SCHOOL本講座/参加申し込みフォーム

申し込み期日

調整中

お寺関係者以外の方

企業向けに「自分と向き合う」ワークショップや研修を企画しています。本プログラムに興味を持っていただいた方は、お気軽にお問い合わせください

講師紹介

エリクセン恵

エリクセン恵

セルフサステナビリティ・ファシリテーター

個々の内面の豊かさを社会の変化に繋げることがミッション。幼いころから、それぞれの人が持つ強みや美しさが、社会で見出されない現状に憤りを感じながら過ごす。変化を起こすには深い知識やさらなる経験が必要と、20代後半で東京を離れ、アメリカの大学院に進学。変容を生み出すための環境づくりと学びのデザインを専門に学ぶ。現在に至るまで、リーダーシップ教育専門組織iLEAPをはじめ、日米の人材育成分野で約20年間、個人の成長を醸成する環境づくりに取り組んできた。セルフサステナビリティ (自分を維持可能にする力を高める)をテーマにしたワークショップや講演活動を日本とアメリカで行っている。馴染みのある文化から離れた地での自己対峙から得た学びを、連載コラム「海外で自分の声を見つけるまで」で執筆中。コーチ養成機関CTIアメリカ本部からプロコーチ(CPCC)資格取得。NPO法人iLEAPチーフプログラムオフィサー。西海岸シアトル在住。一女の母。

※エリクセンさんには、講師とメンターを兼任いただきます

メッセージ
私たち一人ひとりが持つ色や強みを見出して、社会や地域の中で生かしていく。スクールに関わる方すべての人たちと共に探っていけることを楽しみにしています。
井上広法

井上広法

浄土宗光琳寺住職

1979年宇都宮市生まれ。中学卒業後、高校へ進学せず一年間ひきこもる。その間、人生の意味を問い続け、一年遅れて高校へ進学。その後、佛教大学で浄土学を、東京学芸大学で臨床心理学を専攻。仏教と科学の両面から人間の心のメカニズムについて探求している。
2012年には僧侶に人生相談ができるWebサイト「hasunoha」のリリース、2014年には史上初のお坊さんバラエティ番組「ぶっちゃけ寺」の立ち上げとゴールデン進出に貢献した。また2016年にマインドフルネスをベースにしたビジネスパーソン向けプログラム「cocokuri」のスタートアップと同企画を展開するベンチャー企業を設立した。2018年にご先祖様を見える化するおもちゃ「いのちの積み木®︎」の開発、2019年にコワーキングスペース「áret」のオープンなど仏教への入り口を数多くデザインしている。著書に『心理学を学んだお坊さんの幸せに満たされる練習』(永岡書店)などがある。

メッセージ
私は「僧侶×他者」によって様々な活動を行っています。例えば、僧侶×エンジニア=hasunoha、僧侶×NPO=コワーキングスペース、僧侶×医師=ヘルシーテンプル、僧侶×企業=マインドフルネス研修など。僧侶としての軸足を持ちながら他者と働くことで、そこから無限の可能性を引き出せることを実例を通してご紹介したいと思います。

メンター紹介

稲本雅子

稲本雅子

ZenVentures代表取締役、河津の宿坊「禅の湯」代表

1979年、東京都生まれ。6歳の時に父が「慈眼院」を継承するため、家族で伊豆にUターン。教師を志すも、教育実習時に自分の人生キャリアに向き合い、両親の経営する宿のメインバンクである地元の金融機関へ就職、経営の本質を学ぶ。2005年、お寺と宿経営を完全分離するため「株式会社ハリスの湯」を設立。温泉を採掘し、父母の経営するユースホステルを宿坊「禅の湯」にリニューアル。金融機関を退社し家業を引き継ぐ。2017年「株式会社ZenVentures」と社名変更し、代表取締役となる。伊豆という観光地での宿坊という商売を軸にしながら、移住者と地域の架け橋になるお寺の可能性にチャレンジし、地域に還元される移住者の起業・事業をサポートする“育する”会社作りに取り組んでいる。キャリアコンサルタントの資格を持つ。三児の母。

メッセージ
【自分のためにどう生きるか】
お寺の後継者としての生き方と、自分の人生を全うする生き方。私たちはお寺を背負う前に一人の人間です。自分を大切に生きることと、お寺を継承することがつながっていますか?

運営メンバー紹介

水野綾子

水野綾子

TERA WORK代表、日蓮宗 富西寺衆徒

1985年、熱海市生まれ。出版社で雑誌編集を経て、ベンチャー企業立ち上げに参画。PR、ブランド戦略、経営戦略などを経験。将来的に実家のお寺を継ぐため、2017年に家族で熱海に移住。東京での仕事を続けながら熱海のまちづくりにも関わり、二拠点、複業など「多様な働き方」を熱海から実践、発信中。熱海の企業と主に首都圏人材を「複業」でつなぐWebサイト「CIRCULATION LIFE」代表。2020年6月から、お寺と仕事場を探す人をつなぐサイト「TERA WORK」を運営する。TERA WORK開始当初から、正解がない時代に各寺(各自)がお寺のあり方や意義を考え動き続けられる場、そして僧侶個人のキャリアやあり方と向き合える場作りを目指し、2021年にTERA WORK SCHOOLを立ち上げる。同年に得度。

メッセージ
各お寺が独自(寺)のあり方を追求するため、必要だと感じていたのは「自分のあり方と向き合う場」であり、志を共にする「仲間」の存在でした。TERA WORK SCHOOLは私が欲しい場をそのまま形にしたスクールです。今後を共に考える仲間に出会えることを楽しみにしています。

田中勲

株式会社人と土代表、TERA WORK SCHOOLディレクター、浄土真宗本願寺派 妙徳寺門徒

1984年5月4日生まれ。大阪生まれの岐阜育ち。工学系の大学を出たのち2009年より青年海外協力隊としてボリビア多民族国にて現地市役所に所属をし、スポーツ振興・文化交流事業に従事。2011年帰国後し、Think globally, Act locally.を実行すべく2012年にNPO法人G-netへ入社。持続可能な地域づくりのために中小企業への事業推進と組織開発支援と若者向けキャリア自律支援に9年間取組む。国家資格キャリアコンサルタント取得済み。当法人理事として関わりつつ2020年9月に株式会社人と土設立。定款に寺院の事業支援も含め、より広範囲な地域づくりを目指す。一方自身も僧侶になるべく浄土真宗本願寺派の得度習礼予定。

メッセージ
お寺が地域や社会に果たせる役割がもっとありそう。自身の人生(キャリア)の終着点は僧侶かもしれない。そんなことを考え始めていた時にTERA WORKに出会いました。そこから一年かけて綾子さんと形にしてきたTERA WORK SCHOOL。自分と向き合い、お寺と向き合い、人生を地域を社会を良くしていく仲間とこれから始まる様々なことに、とてもドキドキ・ワクワクしています!

参加者インタビューや過去の講座

TERA WORK SCHOOL本講座/参加申し込みフォーム

お坊さんのキャリアスクールオンライン体験会を実施します

TERA WORK SCHOOLに興味を持ってくださる方向けに、スクールの要素が体感できる講座を開きます。「TERA WORK」や「TERA WORK SCHOOL」についての説明をするとともに、“個”と向き合いながら主体的に活動するゲストをお呼びし、テーマにそったトークを行います。関心のある方は、ぜひご参加ください。

詳細はこちら

ご質問・お問い合わせ

気になることや、わからないことなどありましたら、以下までお気軽にご連絡ください。
担当:水野綾子(TERA WORK代表)

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