・人の「生き死に」に寄り添い、多様な働き方、生き方をサポートする
・現代におけるお寺のあり方を考え行動し続ける
を軸に、一人ひとりがより良く変化していくきっかけを作ります。
法事や行事に活用していない時間、お寺という空間を解放し、「お寺で仕事する」「お寺でワーケーションする」選択肢の提案をしています。
人生100年と言われる時代。
私たちは人生の大半を仕事に使っています。
つまり「どう生きるか」は「どう働くか」と同義です。
ですが、「どう生きたいのか」「どう働きたいのか」を考えながらも、毎日は過ぎていきます。
仕事、子育て、家庭、いろんな役割を持ち生きる私たちが、本当は何を大切にしたいと思っているのか。オフィスでも自宅でもない第三の選択肢(サードプレイス)=お寺で、集中して仕事する時間や自身と向き合う時間を通して、自分らしい働き方や生き方を見つけてください。
僧侶向けに開催している「自分と向き合う」ワークショップや研修なども提供しています。社員研修の企画、開発などもお気軽にご相談ください。
お寺のこれからや運営に課題や不安を抱えているお寺関係者は少なくありません。
ですが今の時代「これをすれば正解」というものはなく、お寺がこれから何ができるのか、どういう役目を担うのか。お坊さんこそ自分と向き合い、各お寺の背景や文脈、加えて地域性なども鑑みながら、独自のあり方を追求していく必要があります。
答えがない挑戦をしていく上で、頑張り続けるのはとても大変です。疲れたり、しんどくなることもあります。そんな時、TERA WORKが個々が挑戦していくための「拠り所」になるといいなと思っています。時には励ましあったり認め合いながら、個々のお寺が動いていける。そんな場を作っていきます。
TERA WORK代表
水野綾子
お寺は人の「死」と向き合う場所です。
そしてそれは「生」と向き合うことでもあります。
TERA WORKは、故人だけではなく、今を生きる人たちと向き合い「どう死ぬか(=どう生きるか)」を支える存在として、現代におけるお寺の在り方を追求したいと考えました。
仏教が日本に伝来した頃、かつてお寺は最先端の情報や技術が集い、文化が生まれる場所でした。その後も人を育て、交流させ、地域を支えてきたお寺は、日本人の日常にありました。
いつしかお寺は葬儀やお盆といった、特別な機会でしか訪れない場所になってしまいましたが、長年地域にある価値や存在感は大きく、お寺にしかできないことはこれからもたくさんあると思っています。
檀家の方々を大切にしながらも、多様な声や需要を知り、コミュニケーションする機会が今後のお寺のあり方にもつながります。
地域のハブとしての機能を持つお寺は、重要なローカルインフラです。
ご参加いただくお寺には、TERA WORKを通し、多様な人や価値感に触れて、お寺ごとの方向性を再発見するきっかけにしていただきたいと思います。
また同時に、お寺の方々もTERA WORKを通じて自身の生き方と向き合って欲しいと思っています。思いを共にする仲間とともに、自身のあり方、お寺のあり方を考え動いていきましょう。
発起人・責任者:水野綾子(最栄山 富西寺 跡取り、合同会社TURNER代表、CIRCULATION LIFE主宰)